夫婦が心地いい『距離感』と『距離間』のすすめ

夫婦が心地いい『距離感』と『距離間』のすすめ

DATA

住宅形態
木造 戸建て
施工地域
滋賀県野洲市
築年数
34年
施工時期
2010~2012年
施工期間
90日間
工事費用
1800万円

慣れ親しんだ空間を残しつつ、新しく改善された生活動線をご提案しました。 家族みんなが心地よく暮らすための空間には、程よい距離間と気配を感じる距離感のバランスがポイント。 慣れ親しんだ家族と家だからこそ伝わる和みの空間になりました。

BEFORE

居間は狭く使いづらい部屋でした。DKへのアクセスに浴室の前を通っていました。

  • 築30年以上になり、水廻りの設備や内装、外装がかなり傷んでいる。
  • DK周辺に不便さを感じている、動線を工夫したい。
  • 和風の家だけど、違和感のないように洋風の雰囲気も組み込んでみたい。
  • 今までの住み慣れた空間や使い勝手があるため、間取りをあまり変えたくない。

AFTER

壁を撤去し居間とDKが一つの空間に。動線が改善、家族間の繋がりが生まれました。

  • 設備の老朽化や時代の移り変わりにより、居室での暮らし仕方が変化。普段の家事動線などに影響を及ぼし、部屋と暮らし方のミスマッチが生じていました。
  • ご家族の方々とよく相談し、家事動線や居室での過ごし方などを「改善したいところ」と「使い勝手がよく残したいところ」にまとめて計画しました。

BEFORE

キッチンは間口が広く動線が長くなり、物があふれ、ダイニングの機能は失われていました。客間は物置状態でした…。

AFTER

対面キッチンの壁に対面カウンターを取り付け便利に、かつ水平ラインが入ることで引き締まった印象になります。

BEFORE

二間つづきの和室。南側に押し入れがありました。壁は開口ばかりで家具やコンセントの配置が困難でした。

AFTER

奥様のおひとり様ルーム。日当たりのよい南側を窓にし、テラスへの出入りもできるようになりました。

BEFORE

二間つづきの和室の南側は風通しと日当たりも良い場所です。

AFTER

物干しスペースに。
雨でも気にせずお出かけできます。

BEFORE

白木のガラス障子が変形してしまい開けられなくなっていました。

AFTER

玄関からお客様をお通しする時になんだかホッとさせる雰囲気をイメージした縁側。

BEFORE

床の間や欄間など風情のある和室のが収納場所になっていました。

AFTER

本来の床の間の姿を取り戻し、和室が客室として最適な場所になりました。

ポイント1 デザイン性と機能性を両立した玄関外構と水道栓

レンガで囲った花壇の中に門柱を設置し、アルミ型材を使用して背面にある室外機の目隠しにしています。

信楽焼きの手洗い器。お施主様が信楽まで出向かれて購入されたこだわりの一品です。

ポイント2 広くて明るいLDKは家族が集まる場所になりました

お料理を美味しく引き立てるペンダントライトに照らされた食卓。テーブルが明るくなると家族が自然と集まるようになりました。

奥様がショールームでターコイズブルーの扉柄に一目ぼれされたシステムキッチン。
室内のカーテンとコーディネートされ、とっても爽やかです。

電話台は壁面収納でスッキリ。大工さんのお手製です。

気配を感じることができ、採光の役目がある廊下側の室内窓。照明付きのニッチです。

ポイント3 動線改善、室内快適リフォーム

階段下を通路にすることでLDKからの生活動線が大幅に改善されました。

洋室西側の掃き出し窓からウッドデッキへ。外と室内がひと続きの空間に。

永く快適に使える人工木のウッドデッキ。夏には家族でバーベキューを。奥の勝手口側には風雨を除け、目隠しになるパネルつきのバックヤード。

洋室の壁面には3つの小さなニッチ(くぼみ)が壁に表情を持たせます。
柱と壁を利用した飾り棚は宙に浮いていて、間接照明で陰影を作り奥行き感を演出。

ポイント4 和の設えによる丁重な接客を演出

やわらかく心地よい日差しが入ってくる玄関。足元には間接照明もあり、夜でも優しくお出迎え。

和室の壁面。料亭や旅館でのおもてなしのような和紙クロスに間接照明を設けた壁面は、生活感を感じさせない異空間になりました。


お客様からいただいた声をご紹介

  • 今までは毎日2階のベランダに洗濯物を干しにいったり、寝室へ行ったり来たりしていました。 今回の改装でほとんど1階で生活ができるようになりました。
  • 念願の対面キッチンで家族との距離が近くなり、私(奥様)の個室があることで主人との程よい距離を保つこともでき、 今後のシニアライフを考えた生活動線に大満足しています。
  • リフォーム前は6畳ほどの狭い和室で食事をしていたためか、 家族は食事が終わるとたちまち各自部屋に戻ってしまい、ゆっくり話をすることができませんでした。
  • ところが今では食後も家族でテレビを見たり本を読んだりと、ひとつの空間で家族が過ごす時間が増えました。
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