長年住んでいる家だと、家の外観は見慣れてしまっていませんか?
いざリフォームしよう!と思うときって家の内側からリフォームしがちです。
外壁や屋根は自然災害の影響で瓦がなくなったり、雨漏れがあったり、塗装がはがれてしまったので仕方なくリフォームを決意、と言う方が多いのです。
外観をキレイに保つために、また断熱性を高めるために、耐久性を保つために、一度家の外に出て考えてみましょう。
外壁や屋根のリフォームを検討する前に、何を使って塗装をするのか、まずは基礎知識をつけましょう。
家の外装は、外壁や屋根だけでなく、様々な部材で構成されています。構成部材は「付帯部」呼ばれ、雨風や紫外線にさらされているため、定期的な塗装が必要です。付帯部の塗装でトラブルが起きやすいのが、「塗る場所」「塗らない場所」が不明瞭な場合です。事前に塗る箇所や色味、下地処理や素材までしっかりと打合せをするようにしましょう。
真夏の強い紫外線や台風などの雨風にさらされる屋根は定期的な点検とリフォームが欠かせない場所。正しいメンテナンスをすれば、家の寿命だけでなく、耐震性や断熱性もアップします。
屋根のリフォームには、主に「塗装」「葺き替え」「カバー工法」の3種類があります。
屋根・外壁の塗り替えには足場を組んでから工事完了まで多くの工程があります。最低でも1日1工程が必要です。塗装の流れと工期を把握し、安心・納得のリフォームにつなげましょう。さらに、塗装に適した標準施工条件が定められており雨の日や気温が低い日に強行作業すると作業効率が落ちるだけでなく、品質低下にもつながります。
標準施工条件:気温20℃/温度65%
塗装深条件:気温5℃以下/湿度85%以上